中国国営の金融・投資会社である中国中信集団(CITIC)が、ブルガリアで自動車部品工場の建設を計画している。同国政府が7月22日、ボリソフ首相と中国企業代表団の会談後に明らかにしたもので、投資額は1億ドルに上る。
建設予定地はブルガリア北部のルセ市で、ルーマニア国境に接しドナウ川沿いに位置する。新工場では自動車用アルミホイールを製造し、約300人の雇用創出を見込む。
ボリソフ首相は他の中国企業もブルガリアのインフラや農業分野への投資に関心を示していることを歓迎した。今回の会談では両国の経済団体や企業の提携を強化することも確認した。