シーメンス―トルコで鉄道信号システム受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は10日、トルコで鉄道用信号システムを受注したと発表した。黒海に面した港湾都市サムスンと同国中部の乗換駅カリンを結ぶ総延長380キロの信号システムを近代化。最高運行速度を現在の時速70キロから120キロに引き上げ、運行時間を9時間から5時間に短縮できるようにする。受注額は明らかにしていない。

トルコ国鉄は鉄道網の近代化と拡張に取り組んでおり、在来線の総延長距離を2018年までに現在の8,770キロから1万556キロに拡大。高速鉄道も同888キロから2,496キロに延ばす計画だ。投資総額は約200億ユーロに上る。

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