ロシア最大の複合企業ベーシックエレメント傘下の自動車大手ガズ(GAZ)グループ は、連邦政府プログラムの一環として、9月中旬までに同国北西部プスコフ州の複数の医療機関に救急車計825台を供給する。8月16日には、その第一弾となる車両を納車した。小型商用車「GAZelleビジネスLCV」をベースにした救急車「クラスB」で、除細動器や心電図記録装置など様々な医療機器が装備されている。救急スタッフが快適に任務をこなせるよう内装にも配慮した。現地で行われた納車式にはメドヴェージェフ首相も出席した。また、連邦政府プログラムによる提供ということで、保証期間は通常の2年から最長3年に延長されている。