2011年GDP成長率、政府が2.6%に上方修正

ドイツ政府は14日、2011年の国内総生産(GDP)成長率を従来予測の2.3%から2.6%へと引き上げた。景気回復が厚みを増しているため。2012年は1.8%に減速すると見込んでいる。景気をけん引するのは内需で、政府によると、一般世帯の可処分所得は今年と来年それぞれ3.3%増加し、10年来最大の上げ幅となる見通しだ。経済のリスク要因としては原料価格の高騰、日本の震災被害・原発事故、ユーロ加盟国の財政危機を挙げている。

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