ロシア航空機メーカー、カザフスタンでの合弁生産を計画

ロシアの水陸両用飛行機メーカーであるタガンログ(Taganrog)が、カザフスタンでの生産を検討している。カザフスタン当局も関心を示しており、中国や東南アジアへの輸出も視野に入れている。9月27日付のWeb紙『イーストタイム』が伝えた。

具体的には、消火活動に用いられる小型機「Be-103」を合弁生産する。タガンログはカザフスタンのほか、中国・東南アジア市場に売り込むことを狙う。

ロシア国営の統一航空機製造会社(UAC)によると 「Be-103」は水陸両用機として唯一の双発機で、他社の類似モデルに比べ運べる消火用水の量は2倍に上る。すでにフランス、ポルトガル、ギリシャ、インドネシアで採用された実績がある。

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