カーシェアリング事業で利益確保=BMW取締役

独高級車大手BMWのイアン・ロバートソン取締役(販売・マーケティング担当)は、パリ・モーターショー(一般公開:10月1日~10月16日)でのインタビュー取材の中で、同社のカーシェアリングサービスについて、「我々は現在、世界12都市で実施しており、利益を確保している」とコメントした。

また、同取締役は、「モビリティの実験的なプロジェクトは今の流行かもしれないが、世界的な人口のトレンドにおける確固とした基盤がある」と述べ、巨大都市は乗用車の個人保有に適さなくなる、との見解を示した。

同取締役は将来の見通しとして、「マルティモーダル・トランスポート(複数の輸送手段を組み合わせた交通システム)になる」との見方を示し、「それはおそらくシェアリング方式であり、間違いなく連携されている。また、ゼロエミッションの方向へ進み、最終的に自動運転になる」とコメントした。

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