ハンガリー独禁当局、米ファイザーに課徴金

ハンガリーの経済競争局は先ごろ、米製薬大手ファイザーに対し5,000万フォリント(約16万ユーロ)の課徴金を勧告することを決定した。同社が販売する子供向け錠剤の効能に関する表示に誇大表現が見つかったことを問題視した。ファイザー側はこれを不服として申し立てを行う予定。

経済競争局は、ファイザーが自社の子供向け錠剤のマルチタブ・マルチ・キッドについて「摂取によりバランスの取れた食事に代替することができる」との宣伝を行ったとし、根拠のない効能を主張していると認定した。これに対し現地子会社のファイザー・ハンガリーは、競争当局の決定について法廷で争う意向を示している。(1HUF=0.38JPY)

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