家電の音声アシスタント機能、消費者の4割が関心

家電に音声アシスト機能があれば利用したいと考える消費者はドイツで39%に上ることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。同機能付きの家電は市場に出回り始めており、Bitkomの関係者は家庭生活に深く浸透する可能性があるとの見方を示した。

音声アシスト機能の利用に前向きな回答者にどんな使い方をしたいかをたずねたところ(複数回答可)、「白物家電の操作」との回答が63%で最も多かった。2位は「情報検索」で37%。3位以下は「交通情報の検索」(24%)、「Eメール・SMSの読み上げ」(23%)が続いた。

音声アシスト機能の利用には男性の方が前向きで、回答者は53%に上った。女性は32%だった。

音声アシスト機能を利用しないとの回答者に理由をたずねたところ(複数回答可)、最も多かったのは「データを企業に渡したくないため」で73%に達した。「セキュリティ上の懸念」も63%と多い。「音声アシスト機能に関心がない」は42%で、「スマホの音声アシスト機能で十分に足りる」も12%に上った。

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