独自部品ヒルシュマン、ハンガリー拡張

自動車向け電子部品大手の独ヒルシュマン・カー・コミュニケーション（HCC）のハンガリー子会社は先ごろ、南東部ベーケーシュチャバ工場の拡張工事を完了した。HCCのインツェンホッファー社長によると、100万ユーロを投じて床面積1,400平方メートルの生産棟を増設。生産能力を10％増強した。70人を新規雇用し、将来的に15～20人の増員を見込む。

HCCはネッカーテンツリンゲンに本社を構える。車載通信システムの業界大手で、ダイムラーやフォルクスワーゲン（VW）にアンテナシステムやテレビチューナーなどを供給している。

ハンガリー子会社の昨年の売上高は前年比約14％増の128億フォリント（約4,140万ユーロ）。税引き後利益も前年の4億3,600万フォリントから7億500万フォリント（約230万ユーロ）に急拡大した。（1HUF=0.37JPY）