コルクを用いた足形にフィットするサンダルで有名な靴製造の独ビルケンシュトックが、新たな事業分野を開拓する。オリファー・ライヒェルト社長が経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』に明らかにしたもので、自然化粧品と寝具を来年にも公開する予定だ。オフィス家具分野への進出も検討している。
来年1月にケルンで開催される家具見本市にベッドとマットレス、ウッドスプリングで構成される寝具システム出展。2月にはニュルンベルクの自然化粧品見本市「ヴィヴァネス(Vivaness)」にも参加し、コルクガシの樹皮成分を含むハンドクリームを公開する。同クリームはまず、米国とアジア市場に投入する考えだ。
寝具システムと自然化粧品は提携先企業と共同で開発した。製造と販売は提携先が行う。