ハンガリー鉱工業生産、9月は3.7%減

ハンガリー中央統計局(KSH)が先ごろ発表した9月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で3.7%減少した。同業生産高の減少は2カ月ぶり。輸送機器やコンピューター・電子・光学製品の縮小が逆風となった。前月は3.5%増加していた。

分野別でみると、構成比重の大きい製造業が3.8%減少したほか、鉱山・採石業は3.1%、エネルギーは0.7%減少した。

製造業では13部門のうち8部門で縮小した。同業生産高の3割を占める輸送機器(自動車含む)が0.6%減少したほか、コンピューター・電子・光学製品も0.6%、ベースメタル・金属加工品は3.6%後退。機械・設備は25.4%減と大幅に落ち込んだ。一方、ゴム・プラスチック・非金属鉱物は3.3%、食品・飲料・たばこは0.2%拡大した。

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