DAX30社の買収投資が昨年の2倍以上に

DAX(ドイツ株価指数)採用30社が今年、買収に投じた資金の総額はすでに811億ユーロに達し、昨年通期を136%上回った。会計監査大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)のレポートをもとに経済誌『マネージャー・マガチン』が報じた。

EYは独大手企業のM&A活動が活発化している理由として、競争環境の変化と、デジタル化に事業モデルを対応させる必要が高まっていることを挙げた。市場競争で勝者となるのは事業モデルを明確化するとともにデジタル分野で高い能力を持つグローバル化した企業だとしている。

買収対象は米国の企業が圧倒的に多く、全体の半分を占める。

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