シュコダ自の販売好調、11月は9.6%増加

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車は12月13日、2016年11月の世界販売台数が9万7,500台となり、前年同月に比べ9.6%増加したと発表した。中国と欧州市場での販売がとりわけ好調だった。また、11月半ばに2016年の世界販売が100万台を超え、昨年に比べ1カ月早い達成となった。

11月の地域別販売は、西欧が前年同月比10.7%増の3万7,200台に伸びた。西欧で最大市場のドイツで7.6%増の1万4,600台を販売。英国では21.8%増の5,900台を販売した。

中欧は7.6%増の1万6,100台を販売。母国チェコでは4.2%増の8,000台を販売した。

ロシアを除く東欧では、9.1%増の3,200台を販売。ウクライナでは62.8%増の400台に伸びた。

最大の単独市場である中国は3万台となり、前年同月(2万6,800台)を3,200台(12.1%)上回った。このほかロシア(4,800台、3.0%増)、オーストラリア(400台、14.7%増)、ニュージーランド(100台、128.0%増)などでも好調だった。

車種別では、「スペルブ」(1万2,100台、34.9%増)、「ラピッド」(1万9,500台、25.1%増)、「オクタヴィア」(3万8,000台、6.7%増)などの販売が好調だった。

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