ロシア新車販売、約2年ぶりに増加・11月は0.6%増

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は12月8日、同国の2016年10月の新車(乗用車・小型商用車)販売が13万2,346台となり、前年同月に比べ0.6%増加したと発表した。販売増加は2014年12月以来、約2年ぶり。1~11月の累計は、前年同期比12.0%減の127万9,987台だった。

自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は約2年ぶりの販売増加について、「このような報告ができることは良いことに違いないが、減少傾向に歯止めがかかったと認めるのは早すぎる」と述べ、12月の動向を注視する必要があるなど慎重な姿勢を示した。

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