チェコ自動車工業会(SAP)が先ごろ発表した2016年1-11月期の自動車生産台数は125万7,643台となり、前年同期から8.1%増加した。うち乗用車は8.2%増の125万1,321台だった。
増加率では独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダが最高で、10.7%増の70万6,011台に拡大した。これに韓国の現代自動車が6.2%増(33万4,000台)、トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモビル(TPCA)が3.4%増(21万1,310台)で続いた。
バスの生産台数は2.6%減少し4,000台となった。地元メーカーのソル(SOR)が35.5%減の423台にとどまった一方、イベコは3.4%増の3,526台となった。チェコ唯一のトラックメーカー、タトラの生産台数は49.2%増の1,140台に拡大した。
バイクメーカーのジャワは30.7%減の1,182台だった。