2017/1/18

総合・マクロ

仏IT大手アトスがブルガリア同業を買収

この記事の要約

仏IT(情報技術)サービス大手アトスは11日、ブルガリア同業のインフォパートナーズ(ソフィア)を完全買収したと発表した。食品分野向けに高度なITサービス拠点を設置するのが目的となる。取引金額は非公表。インフォパートナーズ […]

仏IT(情報技術)サービス大手アトスは11日、ブルガリア同業のインフォパートナーズ(ソフィア)を完全買収したと発表した。食品分野向けに高度なITサービス拠点を設置するのが目的となる。取引金額は非公表。

インフォパートナーズはコカコーラのギリシャ子会社コカコーラ・ヘレニック・ボトリングカンパニー(CCHBC)向けに、独SAPのシステムをもとにしたITサービスを手掛けていた。今回の買収を機にアトスはCCHBCと、今後5年に渡りインフォパートナーズのITサービスを引き継ぎ、提供していく契約を締結した。

アトスは声明で「インフォパートナーズをブルガリアにおけるITサービス拠点とし、世界の食品・飲料分野の顧客向けに高度なITサービスを提供する」と述べた。

アトスのブルガリア事業の2015年の売上高は950万レウ(約484万ユーロ)で、100万レウ(51万ユーロ)の赤字を計上した。

インフォパートナーズは2003年の設立。2015年の売上高は2,900万レウ(1,480万ユーロ)、純利益は230万レウ(117万ユーロ)だった。(1BGN=62.25JPY)

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