子供のために大麻部屋、両親が保護観察処分に

ヘビースモーカーの息子のために、親が子供部屋に換気扇を設置したという話を以前、日本で聞いたことがある。「そんな親もいるのか」と驚いたが、ドイツにはさらに呆れた親がいた。何と、、、14歳の息子が安心して大麻を吸えるよう専用の喫煙室をあてがっていたというのだ。

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この親はヘッセン州マールブルクに住む54歳の男性と50歳の女性。みずからも大麻を常用しており、自宅からは栽培中の大麻と大麻樹脂85グラムが見つかっている。父親は前科を持つ。

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事件が明るみになったのは警察に補導された息子の友達が喫煙室について供述したため。

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両親に対しては5日、地元の区裁判所が麻酔薬法と扶養義務違反で有罪判決を下した。刑は母親が保護観察処分6カ月と罰金1,000ユーロ、累犯の父親が保護観察処分1年と罰金4,000ユーロ。判決言い渡しの当日、2人は出廷しなかったという。

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