独レカロ、MANからトラックシートの大型受注

自動車シートメーカーの独レカロ・オートモーティブ・シーティングは12日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手MANトラック・アンド・バスからトラック「TGL」「TGM」「TGS」「TGX」モデル向けのシートプラットフォームを大量に受注したと発表した。2020年から年10万車両分のシートを生産する。

レカロはキャビンの内装に応じた多様なシート・ラインアップを用意する。ヒーターやクーラーを装備したシートなど、長距離ドライバーに配慮したラインアップ構成をさらに強化する予定。

今回の受注を受けてポーランド南西部のスカルビミエシュ工場の生産規模は年30万シートに拡大する予定。完成品はスカルビミエシュ工場からシュタイアーとミュンヘンにあるMANの車両組み立て工場に直接配送されることになっている。

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