スペインの自動車部品メーカー、ゲスタンプ・オートモシオンはこのほど、スロバキア西部のニトラに新工場を設置する計画を明らかにした。1億3,300万ユーロを投じて床面積4万2,400平方メートルの施設を建設する。2018年中の操業開始を見込む。
新工場では加圧能力が約1,000トンのプレス機械6台を設置し、車体用金属部品のプレス加工を行う。アルミ板が9割、鋼板が1割の比率で加工する計画だ。年間生産能力は2段階で5万トンまで引き上げる。
ゲスタンプは現在、スロバキア西部のヴェルキメデル工場で部品生産を行っている。ニトラ工場は、英ジャガーランドローバー(JLR)が同地に建設する工場に部品を供給する。
同社は中東欧で現在、スロバキア、ポーランド、ハンガリー、チェコの4カ国で7工場を展開している。