チェコ鉱工業生産、11月は7%増

チェコ統計局が先ごろ発表した2016年11月の鉱工業生産高は前年同月比で7%増加した。同業生産高の増加は2カ月ぶり。前月は1.7%減少していた。前月比(季節調整済み)では1.7%の増加。新規受注高も前年同月比で10.7%増加した。

業種別にみると、主要産業の自動車が15.4%拡大して全体をけん引したほか、化学・化学製品(17.4%増)、コンピューター・電子・光学機器(16.4%増)、印刷・記録媒体(14.7%増)、家具製造(13%増)も大幅に増加。ゴム・プラスチック製品(9.7%増)、機械設備の修理・設置サービス(8.2%増)、機械・設備(5.8%増)、電気・ガス・スチーム・空調(5.4%増)も堅調だった。一方、その他の輸送機械が18.9%と大きく減少したほか、基礎医薬品・医薬品製剤が8.5%、鉱業が6.7%減少した。

11月の税込み平均賃金は名目ベースで前年同月比5.7%増の3万3,969コルナ(約1,260ユーロ)だった。(1CZK=4.51JPY)

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