ソーラーインバーターのSMAが減収に

ソーラーインバーター大手の独SMAソーラーは26日、2016年の売上高(暫定値)が9億4,000万ユーロ強となり、前年の9億8,180万ユーロから減少したと発表した。販売規模は前年の7.3ギガワット(GW)から約10%増の8.0GW強へと拡大したものの、販売価格が平均でおよそ20%も下落したことから減収となった。営業利益(EBITDA)は1億4,000万ユーロ強で、前年の1億2,110万ユーロから約16%増加した。

市場環境が依然として厳しいことから今年も業績が縮小すると予想。売上高で8億3,000万〜9億ユーロ、EBITDAで7,000万〜9,000万ユーロを見込む。18年からはエネルギー業界のデジタル化に向けた新製品と画期的なソリューションの投入効果で競争力と収益力が高まるとみている。

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