西ゲスタンプ、スロバキアに新工場・JLRなどに供給

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは12日、スロバキア西部のニトラに新工場を開設すると発表した。新工場は2018年に生産を開始する予定。同工場では、アルミニウムの比率が80%を超える軽量部品を生産し、ニトラに工場を建設中の英自動車メーカー、ジャガーランドローバー(JLR)などに出荷する予定。

ゲスタンプはスロバキア工場に、2021年までに総額1億3,300万ユーロを投資する計画。同工場では約230人の雇用を見込んでいる。

ジャガーランドローバー(JLR)がニトラに建設中の工場は、2018年末頃に最初の車両がラインオフする予定。

ゲスタンプは、スロバキア、ポーランド、ハンガリー、チェコで構成されるヴィシェグラード4カ国(V4)に7工場を持つ。7工場の従業員数は計2,500人、2015年の売上高は3億ユーロだった。

ニトラ工場はゲスタンプにとって、V4で8番目の工場となる。スロバキアにはすでに、ゲスタンプ傘下の独エドシャが同国南西部のVelky Mederに工場(従業員数:170人超)を持つ。

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