製薬リヒター、米アラガンと子宮内避妊システムの販売で合意

ハンガリー製薬大手リヒター・ゲデオンは先ごろ、提携する米製薬大手アラガンの子宮内避妊システム、レボノルゲストレル放出子宮内システム(IUS)の欧州での販売及び供給で合意したと発表した。「Levosert」の商品名で販売する。

同IUSは米国では「Lietta」の商品名で2015年にアラガンによって販売が開始された。西欧と北欧地域では既に販売承認が得られている他、中東欧ではアラガンのハンガリー法人アクタヴィス(Actavis)が買収したウテロン・ファーマ(Uteron Pharma)との契約に基づき、リヒターによって販売されている。

今回の合意ではリヒターはアラガンに対し契約時に前払金を支払い、製品の市場投入後は販売状況に応じてロイヤリティーと報奨金を支払うとされている。

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