クレジットカードよりもペイパル=ネットショップ決済

ネットショップでの購入代金をペイパルなどのオンライン決済サービスを通して支払ったことのある消費者の割合は67%に達することが、独情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。口座引き落としは47%、クレジットカードも43%にとどまっており、オンライン決済サービスの人気の高さが鮮明になった格好だ。

利用比率が最も高いのは請求書払いで、70%に上った。安全性を重視するドイツ人の気質が背景にあり、請求書払いを安全だとする回答は85%に達した。ただ、手軽だとする回答は20%にとどまっている。

オンライン決済サービスは安全性と手軽さがともに高く評価されており、安全だとの回答は80%、手軽だとの回答は63%に上った。

ドイツの銀行業界がペイパルなどに対抗して1年前に立ち上げた独自のオンライン決済サービス「ペイディレクト(Paydirekt)」を利用したことのある消費者は9%だった。ペイディレクトを利用できるネットショップは現在、580店ある。

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