チェコ機械大手のシュコダ、中国から大型受注

チェコ機械大手のシュコダ・マシンツール(シュコダMT)は先ごろ、中国国営機械部品メーカーの山東龍馬集団から横中ぐり盤8台を2,000万ユーロで受注した。これは単独の受注高として、1911年の創業以来最高となる。来年中に納入を終える予定だ。

受注したのは風力タービン部品用の横中ぐり盤で、8台という数字は、通常の年間出荷数20台の4割に当たる。この効果でシュコダMTは今年の売上高が30%増の4,500万ユーロに拡大すると見込む。

伝統的にシュコダMTはロシアとの取引が多く、全体の3分の1を占める。だが、ここ数年は同国の経済不振のあおりを受けて財務が悪化していた。

山東龍馬は風力タービン部品をシーメンス、ガメサ、ヴェスタス、新疆金風科技(ゴールドウィンド)などに供給している。

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