日本ペイント、チェコに自動車塗料子会社を設立

日本ペイントホールディングスは7日、自動車用塗料事業を手がける傘下の日本ペイント・オートモーティブコーティングスがチェコに子会社を設立したと発表した。来年10月に工場が完工し、2019年1月から生産を開始する。

新会社の名称は日本ペイント・オートモーティブコーティングス・チェコで、資本金は200万ユーロ（2億4,000万円）。中部コリーン市オヴチャーリ工業団地にある5万平方メートルの敷地に工場を建設する。

日本ペイントの欧州事業は英国の日本ペイント・ヨーロッパが統括しており、英国、トルコ、ドイツ、フランスに自動車用塗料の製造・販売拠点を持つ。新たにチェコに生産拠点を構えることで、自動車用塗料事業を拡充し、欧州市場での存在感を強める狙いだ。