自動車部品大手のインターナショナルオートモーティブコンポーネンツ(IAC、本社:ルクセンブルク)は7日、ポーランド南部のオーポレに建設する新工場の鍬入れ式を行った。投資額は約2,000万ドル。2007年半ばにも操業を開始する予定。
新工場では、高級車メーカー向けにインスツルメンツパネルを生産する。将来は中東欧に工場を持つ他の自動車メーカーにも内装部品を供給していく方針を示している。新工場の面積は2万7,000平方メートルで、年内に段階的に建設を進めていく予定。新工場は、IACにとって欧州で27番目の工場となる。
IACグループは世界18カ国に77の工場を持つ。計27カ所のデザインセンターや技術センター、営業拠点も含めると、世界21カ国に約100の拠点を持つ。従業員数は世界全体で3万1,000人を超える。2016年の売上高は約60億ドルだった。