電線大手の独レオニ、セルビア第3工場に着工

電線大手の独レオニは2月24日、セルビア南部のニシュに建設する同国第3工場の起工式を行った。8月からBMW向けにケーブルシステムを生産する。投資規模は2,200万ユーロ。政府から550万ユーロ規模の助成を受ける。

定礎式に出席したヴチッチ首相は、新工場が2,200人の雇用を予定していることに触れ、セルビア第3の都市であるニシュの失業率低下に大きく貢献すると期待感を示した。また、レオニがニシュ近郊に第4工場の設置を検討している事実も明らかにした。

レオニはセルビア南部のドリェヴァツで1工場、プロクプリェで2工場を操業し、同国事業売上高は昨年、1億2,000万ユーロに達した。雇用数は現在5,000人。政府によれば新工場が開所するとセルビア製造業界で最大規模の雇用主となる。

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