Siemens AG―CC発電設備をトルコで受注―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は25日、トルコでコンバインドサイクル(CC)発電設備を受注したと発表した。独立系発電事業者Cengiz Enerji Sanayi ve Ticaretが黒海沿岸の工業都市サムスンに建設する施設向けに納入する。受注額は長期サービスも含めて約3億ユーロ。操業開始は2015年初頭を予定している。

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Siemensが納入する設備は発電能力が約600メガワット(MW)で、熱効率は約61%に上る。電力需要の変動に速やかに対応できるのも特徴で、発電量を1分当たり35MW増減できる。

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トルコは急速な経済発展に伴い、発電インフラを拡充することが産業政策上の重要課題となっている。Siemensはメルケル首相の同国訪問に合わせて受注契約を結んだ。

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