ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した同国の2017年2月の新車(乗用車・小型商用車)販売は10万6,658台となり、前年同月に比べ4.1%減少した。1~2月の累計は、前年同期比4.5%減の18万4,574台となった。
2月のブランド別の販売は、前年同月を上回ったメーカーもあった一方で、2ケタの落込みとなったメーカーもあった。自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は2月の販売動向について、メーカーによってばらつきがあったと説明し、「さまざまな要因があり得るが、一時的な傾向であり、今後数カ月以内に市場全体の販売基調は改善に向かうと見込んでいる」との前向きな見解を示した。