BMW、イスラエルに研究開発センター検討か=現地経済紙

独高級車大手のBMWがイスラエルに研究開発(R&D)センターの設置を検討しているとの憶測が浮上している。イスラエルの経済紙『Globes』(3月16日付、電子版)によると、BMWのバイスプレジデントの一人が率いる視察団がイスラエルを訪問しており、同国のスタートアップ企業についての情報を集めているほか、研究開発(R&D)センターの設置可能性などを調査しているという。

BMWは独専門誌『オートモビルプロダクション』の問い合わせに対し、「(『Globes』の報道は)憶測の域にとどまる」とコメントするにとどめている。

『Globes』紙によると、イスラエルには、米ゼネラルモーターズ(GM)がヘルツリーヤにR&Dセンターを持つほか、上海汽車(SAIC)が現在、R&Dセンターの建設計画を進めている。ルノーは2016年6月、テルアビブにオープン・イノベーション・ラボを開設した。

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