独自動車部品メーカーのアンヴィス・グループは16日、4月1日付けで社名をSumiRiko AVS Europeに変更すると発表した。これにより、2013年に住友理工(愛知県小牧市)の100%子会社となった同社の統合プロセスが完了する。
アンヴィス・グループは自動車産業や、鉄道、航空産業などに防振部品や接続部品(ジョイント)を供給している。2013年に住友理工の100%子会社となった後は、2015年にドイツのシュタイナウに新しい欧州事業本部を開設した。2018年第2四半期には、シュタイナウに建設中の新技術センターが完成する予定。
アンヴィス・グループは社名変更について、グループ会社であることがより明確になるとし、ノウハウの共有や研究開発分野の協力関係をさらに強化していく意向を示している。
アンヴィス・グループは世界に13の拠点を持つ。従業員数は約2,000人。売上高は約3億ユーロ。