米A123システムズ、チェコに新工場を開設

中国自動車部品大手、万向集団(Wanxiang Group)の子会社である米電池メーカーのA123システムズは3月初め、チェコ東部のオストラバに新工場を開設した。同社にとって欧州初の工場となる。新工場では、12ボルト(V)のスターター用リチウムイオン電池と次世代の48 V電池を生産する。欧州の顧客向けに年60万ユニットを超える低電圧の自動車向け電池を生産する計画で、2月にすでに出荷を開始した。今年後半には、48 V電池の生産も開始する予定。A123システムズはすでに、中国と米国に工場を持つ。欧州工場の開設により、欧州市場における需要拡大に対応するとともに、国際的な事業基盤をさらに強化する。

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