シュコダ自、初のEVコンセプトカー発表=上海モーターショー

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダは、4月の上海モーターショーで同社初の電気自動車のコンセプトカー「ビジョンE」を発表する。同モデルの航続距離は最大500キロメートルで、「レベル3」の自動運転機能を装備する。シュコダは2025年までに様々なセグメントから電気自動車計5モデルを市場投入する計画。

「ビジョンE」は、VWグループのプラットフォーム「MEB」をベースとする。5ドアのSUVクーペで、全長4,645mm、幅1,917mm、高さ1,550mm。ホイールベースは2,850mmで、前後のオーバーハングが短く、広い車内空間を実現した。電気モーター2基を搭載し、システム出力は225kW、最高速度は時速180km。

自動運転機能では、渋滞時や高速道路での自動走行のほか、車線維持、追い越し、駐車、駐車スペースからの発進などを自動操作することができる。

シュコダは2019年に「スペルブ」のプラグインハイブリッド車を発売し、2020年には同社初の純粋な電気自動車を市場投入する計画。

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