EV用チャージポイントが半年で12%増加

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は24日、国内の電気駆動車用チャージポイント数が昨年12月時点で7,407カ所に達し、同6月から約12%増えたと発表した。数にすると890カ所増加。そのうち直流充電タイプは292カ所を占めた。チャージポイントの設置には今年3月から政府補助金が交付されるようになっていることから、今後は増加のスピードが高まると期待されている。

チャージポイントが最も多い州は西部のノルトライン・ヴェストファーレンで、1,603カ所だった。自動車産業が盛んなバーデン・ヴュルテンベルク(1,494カ所)とミュンヘン(1,080カ所)も4ケタ台に上った。4位はヘッセン(642カ所)、5位はベルリン(536カ所)、6位はニーダーザクセン(522カ所)。最低はザールラントの35カ所で、同州を含む5州は2ケタ台にとどまった。

都市別でみると、最も多いのはベルリン(536カ所)で、トップテンにはシュツットガルト(375カ所)、ハンブルク(292カ所)、デュッセルドルフ(184カ所)、ライプチヒ(154カ所)、ドルトムント(110カ所)、ケルン(106カ所)、ウルム(94カ所)、ミュンヘン(80カ所)、エッセン(72カ所)が入っている。

国内のチャージポイント7,407カ所が採用する決済システムで最も多いのはRFIDカードで、全体の65%に当たる4,801カ所に上った。2位はスマホアプリで3,203カ所(採用率43%)、3位はPlug’n Chargeで1,155カ所(同16%)。これら以外の決済システムを採用するのは1,428カ所(19%)だった。

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