チェコのシュコダ自動車は11日、2017年1-3月期の販売台数が28万3,500台となり、前年同期に比べ2.5%増加したと発表した。3月も前年同月比2.1%増の10万8,500台に拡大。3月、1-3月期とも過去最高を記録した。足元の欧州が好調で、全体が押し上げられた格好だ。国別の最大市場である中国は小型エンジン車の優遇税率が引き上げられたことから減少した。
1-3月期の販売を地域別にみると、西欧は6.6%増の12万2,600台で、主力のドイツは4.9%増の4万800台だった。
中欧は14.9%増の5万2,900台。本国チェコは12.3%増の2万4,600台だった。
ロシアを除いた東欧は14.2%増の8,500台で、ロシアは1.9%増の1万2,700台だった。
中国は11.4%減の6万6,800台で、3月単月でも14.8%減の2万1,800台に落ち込んだ。
車種別では中型車「スペルブ」が18.9%と好調だったほか、小型車「ファビア」が10.2%、同「ラピッド」が6.8%伸びた。