自動車ネット仲介サービスのマイン・アウト、地元ディーラーの販売を伸ばす

ドイツの自動車販売ネット仲介サービス会社マイン・アウト(MeinAuto.de)では、地域を限定したローカルポータルへの登録事業者(ディーラー)が急激に増えている。その数は2月末で3,000ディーラーを超え、現在は3,200の事業者に達しているという。マイン・アウトのアレクサンダー・ブッゲ社長は、地元のディーラーから自動車を購入したいとする消費者が多いことが背景にあると説明する。

一方、全国を対象とするポータルに出展する事業者は約400と従来と変わらないが、ネット経由の問合せや販売は15%増えているという。ただ、今後は全国で探していた消費者が地元のディーラーが出展するポータルに流れるため、従来事業の成長にブレーキがかかることが予想される。

マイン・アウトは2015年11月に地元のディーラーを対象とするローカルポータルを開設。2016年3月には700の事業者が登録し、その後破竹の勢いで出展するディーラーが増えている。

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