独自動車大手のオペルは、9月に開催されるフランクフルト・モーターショー(IAA)で、同社の旗艦モデルである中型車「インシグニア」の新モデル「カントリー・トゥーラー」を発表する。ファストバック型セダン「グラン・スポーツ」、ステーションワゴン「スポーツ・トゥーラー」に続く3機種目のバリエーションとなる。
「カントリー・トゥーラー」はSUVに似たボディデザインとなり、他のインシグニア姉妹車に比べて車高が2cm高く、重厚なバンパーが特徴。トランクルームの容量は、従来のステーションワゴンモデルと同じ1665リットルとなる。トルク配分の最適化や改良した足回り「フレックスライド(Flexride)」により悪路にも柔軟に適応する走行性能を実現、オフロードに適した車となっている。
販売価格はまだ明らかにされていないが、ステーションワゴンの標準価格である2万6,940ユーロを上回る設定となるもよう。