フィリップス、1~3月の純利益急増

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)が4月24日発表した2017年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は2億5,900万ユーロとなり、前年同期の3,700万ユーロから急増した。小幅の増収にとどまったものの、前年同期のような特別支出がなかったことで、利益が大きく拡大した。

売上高は3.6%増の57億2,400万ユーロ。医療機器部門が堅調だった。為替変動の影響を除くと2%の増収となる。

フィリップスの前年同期の純利益は、照明部門分離に関連する税負担が響き、63%減と落ち込んでいた。

上部へスクロール