露中銀が追加利下げ、政策金利9.25%に

ロシア中央銀行は4月28日、主要政策金利である7日物入札レポ金利を0.5ポイント引き下げ、9.25%とすることを決めた。利下げは2カ月連続。5月2日から新金利を適用する。中銀は今後も段階的に利下げを実施していく方針だ。

中銀は2014年末の通貨ルーブル下落を受けて金利を17%へ大幅に引き上げた。その後インフレ率は低下を続けており、今年4月中旬には4.2~4.3%%まで下がっている。実質賃金が小幅な伸びにとどまっていることなどから、中銀では年内にインフレ率が目標の4%まで低下すると見込んでいる。

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