独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)グループや圧縮天然ガス(CNG)の供給ステーション運営事業者などがこのほど、CNG車の普及促進で協力する趣意書に署名した。
2025年までにドイツにおけるCNG車の普及台数を現在の約10倍に相当する100万台に引き上げるほか、ドイツにおける天然ガスの供給ステーションを現在の900カ所から2,000カ所に拡大することを目標に掲げる。
今回のイニシアチブは、乗用車、商用車、都市や自治体の近距離交通バスなどCNGを動力源とする移動(モビリティー)を対象としている。VWグループのほか、独エネルギー大手のエーオン(E.ON)のグループ会社や、仏石油大手トタルのドイツ法人などが参加している。