シュコダ自の4月販売は微増、西欧・中国の不振響く

チェコのシュコダ自動車が11日発表した4月の販売台数は前年同月比0.1%増の9万7,300台と小幅な伸びにとどまった。中欧と東欧で二桁台の伸びを記録したものの、主力市場の西欧と中国が振るわなかった。

販売を地域別にみると、西欧は0.7%減の4万1,100台で、主力のドイツは3.3%減の1万4,400台に後退した。

中欧は13.7%増の1万8,700台。ポーランドで14.5%増の5,400台と大きく伸びたほか、本国チェコでも8.4%増の8,700台と堅調だった。

ロシアを除いた東欧は11.4%増の3,400台で、ウクライナ(42.9%増、500台)の伸びが目立った。ロシアは8.9%増の5,400台だった。

国別の最大市場である中国は12.2%減の2万900台に落ち込んだ。4-6月期では前年同期を上回ると予想している。

車種別では中型車が特に振るわず、主力の「オクタビア」は7.4%減少。「スペルブ」も6.1%落ち込んだ。小型車では「ラピッド」が3.4%減少したものの、「ファビア」は2.3%増加した。

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