YKKの建材部門YKK APは15日、独西部のヴッパータールに窓の研究・開発拠点「YKK AP R&Dセンター(ドイツ)」を開設したと発表した。機能部品や高性能ガラスなどの分野で先進技術を持つドイツで、世界中の人々に提案できる窓をグローバルな視点で研究・開発していく。
グループ企業YKKシュトッコ・ファスナーズの敷地にある建屋の一部を同研究センター向けに転用した。機能部品と開口部断熱の調査・研究、欧州最先端の窓技術の調査・研究、高付加価値機能部品の開発を進めていく。2017年度の従業員数で約10人を予定している。
11日に行った開所式にはヴッパータール市のアンドレアス・ムッケ上級市長や在デュッセルドルフ日本国総領事館の水内龍太総領事など約50人が出席した。