Norsk Hydro

ノルウェーのアルミニウム・エネルギー大手ノルスク・ハイドロ は4日、ドイツのグレーヴェンブローホにある圧延工場に新たに建設した生産施設の開所式を行った。自動車業界では、二酸化炭素（CO2）排出量を削減するため、車両の軽量化に寄与するアルミニウムの需要が高まっている。このため、同社では、1億3,000万ユーロを投資してグレーヴェンブローホ工場に車体用アルミシート（コイル状に巻かれた形状の製品）の生産ラインを増設した。新ラインの生産能力は年15万トンで、全体の生産能力は従来の年5万トンから年20万トンに拡大する。製品は、メルセデスベンツやアウディ、BMW、プジョー、シトロエンなどに供給する。