EU新車販売、4月は6.6%減

欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表した欧州連合(EU)(マルタを除く27カ国)の2017年4月の新車販売(登録)台数は119万1,034台となり、前年同月に比べ6.6%減少した。復活祭(イースター)の祝日が今年は4月にあったことが減少の主因。1~4月の累計は、前年同期比4.7%増の533万2,854台だった。

4月の主要国の登録台数は、スペインが1.1%増加したものの、英国(19.8%減)は2ケタ減、ドイツ(8.0%減)、フランス(6.0%減)、イタリア(4.6%減)も低迷少した。主要5カ国を含む欧州連合(EU)15カ国は前年同月比で7.8%減少した一方、2004年以降にEUに加盟したEU12カ国は前年同月比で8.2%増加している。

4月のメーカー別登録台数では、最大手のフォルクスワーゲン(VW)グループが前年同月比8.8%減、2位のPSAグループも6.4%減となるなど、前年同月を下回るメーカーが多かった。

日本勢は、スズキ(12.8%増)とトヨタ・グループ(5.3%増)がプラスを確保。ホンダ(15.4%減)、日産(13.2%減)、三菱自(8.0%減)マツダ(6.7%減)は前年同月を下回った。

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