独樹脂部品メーカーのロシュリング・オートモーティブはこのほど、約900万ユーロを投じてドイツのヴォルムスに開発センターをオープンした。新開発センターはヴォルムスの本社工場敷地内に建設された。4階立てで総床面積は4,500平方メートル。イノベーション開発や生産技術、品質管理などの分野から250人を集め、グループのすべての工場の製品開発を担当する。
ロシュリング・オートモーティブのエルヴィン・ドル最高経営責任者(CEO)によると、今回オープンした開発センターは昆山(中国)、トロイ(アメリカ)、ライヴェス(イタリア)に次いで4カ所目となる。
ヴォルムスの本社工場の従業員は現在650人、このうち320人が生産部門に属している。なお、ロシュリング・オートモーティブは、世界21カ国に65の拠点を持つ世界的なプラスチックメーカー、ロシュリング(総従業員8,000人)のグループ企業として自動車向け樹脂部品を生産する。