べバスト、中国でルーフシステム工場を新設

独自動車部品大手のべバストは5日、中国河北省の保定市に800万ユーロを投じてルーフシステムの新工場を開設した。新工場の面積は約2万平方メートル。中国で増加するサンルーフとパノラマルーフの需要に対応するのが狙い。

同社のホルガー・エンゲルマン社長は、中国で生産される乗用車のサンルーフ搭載比率が今後数年再び大きく伸びると期待している。特に、広々としたパノラマルーフの需要がとりわけ大きいとする。

新工場で生産したルーフシステムは主に近くにある長城汽車の工場に出荷することになっている。ベバストは長城汽車のほか、長安汽車や福田汽車(ボルクヴァルト)、一汽大衆VWにもルーフシステムを供給している。

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