SKF

スウェーデンのベアリング大手SKF は10日、米ハネウェル・プロセス・ソリューションズと、産業向けモノのインターネット(IIoT)ソリューションを開発するパイロットプロジェクトを共同で開始したと発表した。南米の銅鉱山を使って実施するパイロットプロジェクトでは、機械設備の稼働率や信頼性を向上させるためのデジタル標準化を構築し、顧客企業の競争力の強化を支援する。SKFのベアリングや潤滑油、モニタリング技術とハネウェルのデータ統合やソフトウエア開発能力など両社の専門分野の知見を組み合わせて、デジタルエコシステムを開発する。工場運営者はこのシステムを通して稼働中の機械から大量のデータを収集・分析することで、製造工程における不具合の発見や突然の故障を回避することができるようになる。

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