ダイムラー、BAICとの代替燃料駆動車に関する協力強化

独自動車大手のダイムラーは6月1日にベルリンで、中国の提携先である北京汽車集団(BAICグループ)と中国における代替燃料駆動車開発に関する協力関係を強化する枠組み合意書に署名した。2件の投資プロジェクトが中核となる。今回の署名式典には、ドイツを訪問中の中国の李克強首相とドイツのアンゲラ・メルケル首相が出席した。

今回の合意により、ダイムラーは北京汽車集団の子会社である北京新能源汽車(BJEV)に少数株主として資本参加する。BJEVは2009年の設立で、代替燃料車の開発を事業としている。

また、ダイムラーとBAICとの合弁会社である北京ベンツ・オートモーティブ(BBAC)の既存の生産設備を増強することでも合意した。

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