自動車部品大手の独コンチネンタルは20日、自動運転技術の開発で提携する独BMW、米インテル、イスラエルのモービルアイの3社連合に開発パートナーとして協力すると発表した。同連合の開発パートナーとなるのは米デルファイに次いで2社目。コンチネンタルはシステムインテグレーターとして協働する。
3社は昨年7月、自動運転技術の開発で提携した。2021年までに高度・完全自動運転システムを採用したモデルを量産化する計画。高速道路だけでなく、市街地でも利用できる完全自動運転車を目指している。
3社はまた、開発したソリューションをBMW以外の自動車メーカーや自動車業界以外のメーカーに提供することも視野に入れている。コンチネンタルはその際、サブシステムをひとつにまとめ上げてそれぞれの機能が正しく働くように完成させるシステムインテグレーターとして協力する。